みなさん、こんにちは キャリアサバイバルの松岡です。
このブログは、会社の経営者であるキャリゴリ社長と人事コンサルタントの私、松岡が対話をしながら学びを深めていくブログです。
さて、本日のテーマは「ビジネスモデル構築設計」です。
昨日に引き続き「進撃のWEEK」に参加しており、本日がDAY2です。

進撃のWEEK、詳しくは昨日の私のブログ「経営理念・人生理念を明確にする」をご一読いただければと思いますが
かなり頭を悩ませることばかりでなかなかついていくのがやっとです、、、涙
仕事の合間なので、まとまった時間が取れないのはキツイ笑
そんな泣き言を言っていてもしょうがないので早速今日もはじめていきましょう。
ビジネスモデルの構築、というとかなり難しくて一般人ではできないと思われるかもしれませんが
本当にその通りです笑
しかし、いきなり100%完璧のものや、世の中に全くない革新的なアイデアなんて存在しません。
講師の戸村さんも、「アイデアを思いつく人が2,000名いたらそれを実行に移す人は200名、さらにそこから事業として残るのが20名、そしてさらに業界№1はもちろん1名しかいない」とおっしゃっていました。
私も今回は穴があってもいいから、まずは全力で描き切ることにコミットしてワークに取り組みました。
是非、温かい目で最後まで見守ってください笑
本当にその通りです、、、いつも偉そうなことばっかり言ってごめんなさい。
このDAY2はビジネスモデルの構築です。なかなか大変そう、、、、
経営者とは
まず、ビジネスプランの設計云々の前に、経営者とは一体なんなのか。という定義から教えていただきました。
いやいや、経営者って社長でしょう。会社のトップのことじゃないの?と思われる方も少なくないかもしれません。
しかし戸村さんは経営者をこのように定義しています。
➡収益を上げ・人類の発展に貢献する者
儲けだけでなく、社会の役にたって初めて存在が許されるそして
経営者の3大原則
- 社会の役に立つことを約束すること
- 企業理念と事業が結びついていること
- 収益を上げ、税金を納めること
もうね、早速私の志の低さを実感しました。人類の発展に貢献しなくては、経営者ではない!!
さらに、原則3つ目の納税することというのは、一番の社会貢献だと以前勤めていた社長に教えていただいていたことだったのでそれも思い出すことができました。
勉強になります!本当に!!
ビジネスモデルの検証
では、早速ビジネスモデルの検証からです。
以下のように「理念、サービス概要(3行で)、問題、解決法、なぜ今、なぜあなた、戦略」という項目でそれぞれ言語化していきます。
このようにまとめると案外簡単に見えるのですが、はっきり言ってめちゃくちゃ時間かかりました。3回は振り出しに戻って書き直しました。
後ほどご紹介しますがこの後のプロセス中に、「ん?なんか違う、、、」となって振り出しに戻ったケースもあります涙
| 理念 | 個人と組織の架け橋 |
| サービス概要(3行で) | 何となく就職を決める人を0にする、学生が直接インタビューする採用プラットフォーム「ぶっちゃけ」 |
| Problem | 企業:中小企業は大企業と比較して離職率が高い傾向にあり、人材の獲得についてもかなり難しくなってきている。予算もかけられない中でいかに自社のアピールをするかがカギとなっている。
学生:学生は、企業数が多すぎて全ての企業は見切れないし、時間もない。 |
| Solve | 学生インターンが「ぶっちゃけ」に掲載してくれる企業にインタビューを行う。その内容をプラットフォームに投稿してもらい、学生目線で感じたことをそのまま投稿する。学生は自分がインタビューした企業について友人に話し、企業はそこから認知を広げていく。 |
| Why Now | 新型コロナ、働き方改革や多様な価値観が増えている昨今。各企業が今の世代に合わせていく為に情報収集を行っています。 |
| Why You | 1年で社員の80%退職する会社と新卒7年の生存確率0%の会社の2つの企業を経験したことで就活は失敗するとしんどい経験がある。そして私が行政から若者定着について企業の指導を行っているから。 |
| Strategy | 愛知県内の全企業を全学生がインタビューして回るので学生側の情報が集まるので信頼性、信憑性が高まっていく |
私は、個と組織の架け橋になる、という理念のもとサービス設計をしています。その視点をとても大切にサービスを考えることができました。
サイト設計
続いては、サイト設計です。どんどん具体的にしていきます。最後はついに商品の価格まで決定する項目まであります。
ここについては正直めちゃくちゃ類似商品、競合サービスを調べまくりました。
そして競合サービスを調べれば調べるほど、、本当に世の中に定着しているサービスって素敵なものばっかりだな~と感心するというね笑
それでもなんとかたどり着いたのはこちら
| サービス概要(3行で) | 何となく就職を決める人を0にする、学生が直接インタビューする採用プラットフォーム「ぶっちゃけ」 |
| こんなヒトにお勧め | 企業:たくさんの学生に認知を広げたいけど自社の存在が学生に届いていない企業
学生:就活を失敗したくない学生 |
| サービスで得られること | 企業:「ぶっちゃけ」に登録する企業は学生がインタビューに来て、それを友人へ共有してくれることで認知が広がる
学生:自分の就活に活かせるだけでなく、インタビュー能力やライティング能力の向上が期待できる |
| 価格設計 | 企業:イニシャル30万円、年会費5万円、エントリー1名/0.5万円
学生:インタビューに向けた研修無料、3記事まで無料、5000円/記事 |
価格に根拠はまだありません、、が様々な角度で考えたからこそ浮かんだアイデアがありました。
ペルソナ設計
さ~いよいよ、このサービスを届けたい相手を明確にする「ペルソナ設計」です。
これやや苦手なんですよね、、、

| 氏名 | 河木太郎 |
| 年齢 | 56歳 |
| 出身 | 名古屋市 |
| 所属 | 穀物商社 社長 |
| 売上 | 30億円 |
| 社員数 | 100名 |
| 創業 | 50年 |
| 家族 | 奥様、3姉妹、跡取り婿 |
| 性格 | 温厚、人の話をちゃんと聞く良い人 |
| 強み | 組織を未来を見据えて変革しようと動かれること |
| 弱み | 価値観が古く、働き方改革などにやや否定的な意見 |
| 座右の銘 | 温故知新 |
やっぱりご一緒するなら、未来を見据えて何かしら変革を起こそうとしている社長様とお仕事したいですね。
現状を何も変えようと思われていない社長さんだと一緒にやっていて苦労が多そう
※写真はフリー素材なので仮想人物です。実在しません。
顧客成長の法則
「認知→リード顧客→おとり商品→本商品」
それぞれへの移行数を分解・設計するのがKPIとのことです。

| 認知 | セミナーでの告知、学生へのアルバイト告知、メディア掲載、LP掲載、直接営業 |
| リード顧客 | 資料請求や問い合わせ |
| おとり商品 | 学生インタビュアーと企業人事との交流会 |
| 本商品 | 「ぶっちゃけ」への掲載 |
ビジネスモデルの課題
ビジネスモデルも、サイト設計も、ペルソナも、顧客成長の法則も明確になったし、これで完成かな?
なんて思ったらまだ甘いです。
このビジネスモデルの課題を発見しなくては、ただの絵に描いた餅で終了です。それを考えたのがこちら。
| 項目 | 現状 | 課題 |
| 将来性 | 大企業以外の企業情報にアクセスする機会が少なく、中小企業も人材を求めている | 地元志向の強い学生が多く住む愛知県であれば面白い中小企業を選択する可能性が広がっていく |
| 収益性 | 新卒採用・中途採用市場自体が大きな市場規模になっている | 市場が大きい分競合も多いため、いかに学生への認知を上げていく必要がある |
| 成長性 | 今後も企業は人材の確保に向けて力を注いでいくことが予想され、さらに激化していく | 学生のパイの奪い合いの中で情報がたくさんある為、愛知に特化した学生 |
| 優位性 | 採用競合はたくさんいるが、学生同士という横の目線でのインタビューはなかなか知る機会が少ない。 | 学生のインターンをいかに集めてスピーディーに軌道に載せるかがカギ |
| 継続性 | 収益化(黒字化)までの期間、資金が持つかどうか、開発を自社でやり続けられるか | 広告だけに頼らない、SNSや動画配信などで認知の向上が必要 |
サービスを真似る
そんなに偉大なアイデアもすぐ思いつくものではないからです。
しかし、ご安心ください!と戸村さんはおっしゃいます。
あの楽天だって、アマゾンを真似していますし、DeNAだって、e-bayの真似をしています。
自分がどんなサービスを届けたいのか、そしてそのサービスは誰の何を解決するのか、というここに真剣に向き合う機会になりました。めちゃくちゃいい機会になりました。
最後に
でも、こういうことを真剣に考えてくださった人達がたくさんいるからこそ、今の私の生活は豊で幸せなんだとも思えた良い機会でした。
私も先輩経営者たちと同様に周りの方々に貢献していきたいと思います!